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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻4号

1996年04月発行

文献概要

臨床報告

梅毒性視神経炎の2例

著者: 今澤光宏1 神戸孝1

所属機関: 1山梨医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.699 - P.703

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 両眼の乳頭浮腫と視野障害を主症状とする梅毒性視神経炎が,36歳と48歳の女子2例に発症した。梅毒血清反応陽性と髄液細胞数増加から,梅毒性髄膜炎に伴う視神経炎と考えられた。1例では乳頭浮腫が高度で片眼の視力低下があったが,他の1例では視力低下がなく,梅毒性の視神経鞘炎と解釈された。2例とも駆梅療法で,視機能が改善し,乳頭浮腫が消退した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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