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特集 第49回日本臨床眼科学会講演集(3) 学会原著
前部型第一次硝子体過形成遺残に対する手術例
著者: 永井靖子1 井上真1 望月寿子1 平形明人1 樋田哲夫1
所属機関: 1杏林大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.969 - P.972
文献購入ページに移動手術手技の要点は,(1)粘弾性物質の使用による前房形成や角膜内皮保護,(2)水晶体皮質の硝子体内落下防止のため,後嚢をできるだけ維持,(3)線維性血管膜と延長した毛様体突起との間を360度にわたり切断,(4)硝子体出血防止のため,硝子体動脈を凝固後に切断,(5)前部硝子体切除と水晶体嚢の完全切除,であった。
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