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眼疾患と分子遺伝学(2)—眼疾患のDNA診断と分子レベルでの病態解明
著者: 谷原秀信1
所属機関: 1京都大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1040 - P.1046
文献購入ページに移動 近年の分子遺伝学的研究の進展に伴い,眼科学もまた多大な影響を受けた。特に眼科診療におけるめざましい成果として,ポジショナルクローニングの眼疾患への応用があり,眼遺伝子病の疾患原因遺伝子が解明された。また眼遺伝性疾患やウイルス感染症に対する遺伝子診断が臨床応用されつつあり,増殖性硝子体網膜症や角膜創傷治癒などの病態も分子レベルでの解明が可能となった。また,眼科領域における遺伝子治療研究の現状についてもまとめた。
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