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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻7号

1996年07月発行

連載 眼科手術のテクニック・91

ヌンチャク型シリコーンチューブ(2)

著者: 栗橋克昭1

所属機関: 1栗橋眼科

ページ範囲:P.1346 - P.1347

文献概要

6.DCRにおけるN-ST
 DCR鼻外法・鼻内法においてもN-STは有用であるが,このときはN-ST2本を上下涙点から総涙小管,涙嚢,骨窓を経て鼻腔に挿入する(図11)。鼻腔に内視鏡を挿入するとrhinostomyから直径1mmのN-STの太い部分4本が出ているのが観察できる。One flap DCRのときは,N-STは内視鏡でrhinostomyの部分の肉芽腫の発生をチェックしながら2〜12週間留置する。DCRwithout flapsのときは平均4か月間留置したほうがよいといわれている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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