文献詳細
連載 眼科手術のテクニック・91
文献概要
6.DCRにおけるN-ST
DCR鼻外法・鼻内法においてもN-STは有用であるが,このときはN-ST2本を上下涙点から総涙小管,涙嚢,骨窓を経て鼻腔に挿入する(図11)。鼻腔に内視鏡を挿入するとrhinostomyから直径1mmのN-STの太い部分4本が出ているのが観察できる。One flap DCRのときは,N-STは内視鏡でrhinostomyの部分の肉芽腫の発生をチェックしながら2〜12週間留置する。DCRwithout flapsのときは平均4か月間留置したほうがよいといわれている。
DCR鼻外法・鼻内法においてもN-STは有用であるが,このときはN-ST2本を上下涙点から総涙小管,涙嚢,骨窓を経て鼻腔に挿入する(図11)。鼻腔に内視鏡を挿入するとrhinostomyから直径1mmのN-STの太い部分4本が出ているのが観察できる。One flap DCRのときは,N-STは内視鏡でrhinostomyの部分の肉芽腫の発生をチェックしながら2〜12週間留置する。DCRwithout flapsのときは平均4か月間留置したほうがよいといわれている。
掲載誌情報