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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科50巻7号

1996年07月発行

文献概要

臨床報告

老視に対する調節訓練—第3報老視の改善

著者: 福與貴秀1 吉田恵美子1 岸恵美子1 須戸明子1 藤井恵子1 山本成径1 原田美世子2

所属機関: 1都立駒込病院眼科 2北療育医療センター眼科

ページ範囲:P.1401 - P.1404

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 過去30か月の間に,2か月以上にわたり調節訓練を行った40代の老視20例の調節力,屈折値および自覚症状の変化を検討した。屈折値は変化しなかったが,調節力は2か月間の訓練後に,対照群と比較して有意に増加していた。また,老視の自覚症状は20例中15例で改善した。今回の結果から,この方法は初期の老視の患者に対して,最初の眼鏡を作る前にまず試してみる価値のあるものと思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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