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文献概要
連載 眼の組織・病理アトラス・123
角化棘細胞腫
著者: 猪俣孟1
所属機関: 1九州大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.4 - P.5
文献購入ページに移動 角化棘細胞腫keratoacanthomaは,中高年齢者の顔面や眼瞼皮膚に生じる上皮性腫瘍状増殖で,扁平上皮細胞(棘細胞)の偽癌性過形成pseudocar-cinomatous hyperplasiaの特殊型である。
病因は不明である。ウイルス説があるが,確証はない。腎移植を受けて免疫抑制薬投与中の若年者に発症した例も報告されている。結膜や口腔粘膜にできることもある。孤発型と多発型があるが,多発型はまれである。
病因は不明である。ウイルス説があるが,確証はない。腎移植を受けて免疫抑制薬投与中の若年者に発症した例も報告されている。結膜や口腔粘膜にできることもある。孤発型と多発型があるが,多発型はまれである。
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