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Uveal effusion syndrome
著者: 宇山昌延1
所属機関: 1関西医科大学眼科
ページ範囲:P.6 - P.6
文献購入ページに移動 網膜の下方に胞状の網膜剥離があり,眼底周辺部全周に輪状に脈絡膜剥離を伴っている。網膜下液は移動性が大きく,坐位では下方に貯留するが,臥位では黄斑部にまで拡がる。
3つの病型が知られている。1型は高度遠視の真正小眼球症の眼に発生するもので,眼軸は16mm前後と極めて短い。MRI検査で小眼球がわかる。強膜が厚く硬いことが特徴である。Ⅱ型は眼球は正常の大きさであるが強膜は厚く硬い。Ⅲ型は眼球の大きさも,強膜も正常なものである。
3つの病型が知られている。1型は高度遠視の真正小眼球症の眼に発生するもので,眼軸は16mm前後と極めて短い。MRI検査で小眼球がわかる。強膜が厚く硬いことが特徴である。Ⅱ型は眼球は正常の大きさであるが強膜は厚く硬い。Ⅲ型は眼球の大きさも,強膜も正常なものである。
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