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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻1号

1997年01月発行

文献概要

連載 新しい抗菌薬の上手な使い方・9

8.フルオロキノロン系薬(その3)

著者: 大石正夫1

所属機関: 1信楽園病院眼科

ページ範囲:P.72 - P.72

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 使用法,使用量:フルオロキノロン系薬は,①黄色ブドウ球菌,コアグラーゼ陰性ブドウ球菌に抗菌力をもつ,②緑膿菌を含む非発酵菌にも抗菌スペクトルを有している,③眼内移行が良好である,④副作用が比較的少ない,などの条件がそろっている。したがって外眼部感染症および外傷,術後眼内炎などで原因菌不明のまま治療を開始する際,empiric therapyとして第一に選択されてよい経口抗菌薬である。
 通常の投与法・量を下の表に示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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