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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻10号

1997年10月発行

臨床報告

反復性多発性軟骨炎を合併したベーチェット病の1例

著者: 松田聡1 三好加容1 塩田洋1 三村康男1 山下利幸2

所属機関: 1徳島大学医学部眼科学教室 2徳島大学医学部耳鼻科学教室

ページ範囲:P.1659 - P.1663

文献概要

 64歳男性にアフタ性口内炎と前房蓄膿を伴う両眼の虹彩炎が頻発し,10年前にベーチェット病と診断された。耳介と鼻の変形を契機として両耳介軟骨炎と鼻中隔軟骨萎縮が発見され,多発性軟骨炎と診断された。本例は,ベーチェット病に反復性多発性軟骨炎が合併したMAGIC症候群(mouth andgenital ulcers inflamed cartilage syndrome)であり,本邦初報告例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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