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臨床報告
パターン視覚誘発電位P100頂点潜時の臨床的意義
著者: 藤本尚也1 安達恵美子1
所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1671 - P.1674
文献購入ページに移動 パターン視覚誘発電位で常用されるP100頂点潜時の延長の臨床的意義を検討した。対象は、視神経炎(症)20例20眼,視交叉部腫瘍16例26眼,中心性漿液性網脈絡膜症15例15眼,視神経炎のない多発性硬化症15例30眼,視神経炎の既往のある13例21眼,原発開放隅角緑内障22例22眼である。正常者25例25眼を対照とした。網膜疾患でもP100頂点潜時が延長しえた。黄斑部が正常であれば視神経疾患で潜時延長があり,P100頂点潜時延長は視神経障害を反映した。
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