icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻11号

1997年10月発行

特集 オキュラーサーフェスToday

Ⅱ ドライアイとオキュラーサーフェス

環境とドライアイ—VDT症候群とドライアイ

著者: 佐藤直樹1

所属機関: 1キッコーマン総合病院眼科

ページ範囲:P.68 - P.70

文献概要

 オキュラーサーフェスは眼と外界の接するところであり,外界すなわち環境の影響を最初に受けるところである。外界からの刺激には光,湿度,外力,異物,微生物などがあるが,広い意味では視覚情報などもその一つである。オキュラーサーフェスは涙液や瞬目を組み合わせてこれらの刺激をうまくやわらげている。しかし,近代人はオフィスや家庭への電子機器の導人,自動車の運転などますます眼を酷使するようになってきて,涙液や瞬目などのバランスを崩し,オキュラーサーフェスにさまざまな障害が生じるようになってきている。今回はこれらの障害のメカニズム,およびその対策について示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら