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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻11号

1997年10月発行

文献概要

特集 オキュラーサーフェスToday Ⅱ ドライアイとオキュラーサーフェス

オキュラーサーフェスの新しい検査法

著者: 小室青1

所属機関: 1京都府立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.91 - P.94

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 オキュラーサーフェスとは,本来角膜と結膜および輪部の上皮を一つのユニットとして考える概念であったが,涙液層と眼表面上皮が解剖学的・機能的に密接に関連していることが示され,涙液層を含めてオキュラーサーフェスと認識されるようになっている。近年,オキュラーサーフェスの健常性や異常の程度をより臨床的な立場から評価するために,侵襲が少なくかつ再現性の高い検査法が開発されている。
 今回,新しいオキュラーサーフェスの検査法として,スペキュラーテクニックを応用した涙液表面観察法とフルオロフォトメーターを用いた角膜上皮バリアー機能検査とを紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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