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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻11号

1997年10月発行

文献概要

特集 オキュラーサーフェスToday Ⅲ 屈折矯正手術

RKの効果と限界

著者: 橋本行弘1 清水公也1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科

ページ範囲:P.101 - P.104

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 最近のRKの進歩で注目すべきことは,Lindstromの提唱するminimally invasive RK(Mini-RK)である(図1)。これは切開の外側を8mmまでとすることにより,術後の遠視化や眼球脆弱化の予防を期待している。次に注目すべきことはAssilとCasebeerが提唱するcombinedincision法とそれに伴うダイヤモンドナイフの改良である。これにより切開が短くても必要な手術効果が得られると共に,角膜中央へのナイフの誤刺入がなくなり手術の安全性が高まった。その他にも器具や方法にさまざまな改良が加えられ,手術精度と安全性が徐々に高まってきている。これらを取り入れて当科で行ったMini-RKの手術方法,臨床結果を踏まえ,RKの効果と限界について考察した。対象は1993年より手術を行い3か月以上経過観察可能であった294眼(男性199眼,女性95眼)で,平均年齢は32.0±11.0歳だった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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