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特集 オキュラーサーフェスToday Ⅲ 屈折矯正手術
RKの効果と限界
著者: 橋本行弘1 清水公也1
所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科
ページ範囲:P.101 - P.104
文献購入ページに移動 最近のRKの進歩で注目すべきことは,Lindstromの提唱するminimally invasive RK(Mini-RK)である(図1)。これは切開の外側を8mmまでとすることにより,術後の遠視化や眼球脆弱化の予防を期待している。次に注目すべきことはAssilとCasebeerが提唱するcombinedincision法とそれに伴うダイヤモンドナイフの改良である。これにより切開が短くても必要な手術効果が得られると共に,角膜中央へのナイフの誤刺入がなくなり手術の安全性が高まった。その他にも器具や方法にさまざまな改良が加えられ,手術精度と安全性が徐々に高まってきている。これらを取り入れて当科で行ったMini-RKの手術方法,臨床結果を踏まえ,RKの効果と限界について考察した。対象は1993年より手術を行い3か月以上経過観察可能であった294眼(男性199眼,女性95眼)で,平均年齢は32.0±11.0歳だった。
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