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特集 オキュラーサーフェスToday Ⅴ トピックス—基礎と臨床 神経生理学
角膜の神経と再生
著者: 高野雅彦1
所属機関: 1横浜市立大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.222 - P.224
文献購入ページに移動1.角膜の神経支配
角膜に分布する神経は三叉神経(脳神経V)の第一枝である眼神経(V1)であり,角膜の知覚刺激を鋭敏に伝えている(図1)。角膜上皮の知覚刺激は角膜上皮細胞間の神経終末から上皮下神経叢,実質内の無髄神経線維を通り,角膜輪部の神経叢から主に長後毛様体神経を伝わり鼻毛様体神経,眼神経から三叉神経に達する。また,交感神経線維も毛様体神経節より短毛様体神経を経て角膜輪部に達し,角膜実質内に分布するが交感神経の角膜における役割については未だよくわかっていない。
角膜に分布する神経は三叉神経(脳神経V)の第一枝である眼神経(V1)であり,角膜の知覚刺激を鋭敏に伝えている(図1)。角膜上皮の知覚刺激は角膜上皮細胞間の神経終末から上皮下神経叢,実質内の無髄神経線維を通り,角膜輪部の神経叢から主に長後毛様体神経を伝わり鼻毛様体神経,眼神経から三叉神経に達する。また,交感神経線維も毛様体神経節より短毛様体神経を経て角膜輪部に達し,角膜実質内に分布するが交感神経の角膜における役割については未だよくわかっていない。
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