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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻13号

1997年12月発行

文献概要

臨床報告

外側眼窩切開術で全摘出した眼窩腫瘍19例の腫瘍位置

著者: 大塚賢二1

所属機関: 1札幌医科大学眼科教室

ページ範囲:P.1920 - P.1924

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 外側眼窩切開術にて眼窩部腫瘍を肉眼的に全摘出できた19例の眼窩内腫瘍位置について検討した。本例に用いられた外側眼窩切開術は,通常の外側眼窩切開術とこれに上方眼窩切開術を加えたもの,および 骨弓切開を加えたものの計3種に分類され,それぞれのアプローチにより摘出された腫瘍位置を一人の水平断CT画像上に重ね書きした。この研究から外側眼窩切開術およびその上方および下方への拡大により内直筋の眼窩内壁側を除くほぼ全ての眼窩部腫瘍が摘出可能であることがわかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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