文献詳細
連載 眼科手術のテクニック・88
文献概要
後弁縫合
涙嚢粘膜を後弁として,鼻粘膜の切断端に2-3針縫合する。7-0モノフィラメント糸を用いて,結節が吻合面に出ないように埋没縫合の形で縫合する。
この縫合は,深部の狭い場所での作業であるため,やや困難である。そのため,9mm程度の小さな針を用いること,鼻粘膜に通糸する際に,針を回転させずに(図1),鼻腔内に通した後に針の後端から抜いてくること(図2),などに留意すれば,手技は比較的容易となる。
涙嚢粘膜を後弁として,鼻粘膜の切断端に2-3針縫合する。7-0モノフィラメント糸を用いて,結節が吻合面に出ないように埋没縫合の形で縫合する。
この縫合は,深部の狭い場所での作業であるため,やや困難である。そのため,9mm程度の小さな針を用いること,鼻粘膜に通糸する際に,針を回転させずに(図1),鼻腔内に通した後に針の後端から抜いてくること(図2),などに留意すれば,手技は比較的容易となる。
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