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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻3号

1997年03月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(1) 学会原著

TopSSを用いた5D以上の近視眼における緑内障性乳頭変化の解析

著者: 千原悦夫1 董瑾1 劉驍1 初冬1 岡崎一白1 橋本雅1 落合春幸1

所属機関: 1千照会千原眼科

ページ範囲:P.343 - P.346

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(展示23) 新しい三次元乳頭画像解析装置であるTopSSによって,同程度の神経損傷を持つ緑内障群のうち5Dから12Dまでの近視眼(24眼)と±1D以内の正視眼(63眼)における緑内障性視神経萎縮の諸指標を比較検討した。近視群は同程度のneuroretinal rim areaを持つ場合,正視群と比較して明らかに浅く(P<0.000),小さな陥凹体積を持つ(P<0.000)。したがって,近視群では乳頭陥凹の深さや体積から推測され得るより大きな視野欠損あるいは神経損傷を持つものが多いと考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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