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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻3号

1997年03月発行

文献概要

臨床報告

糖尿病黄斑浮腫発生に対する硝子体の役割

著者: 引地泰一12 東由直12 藤尾直樹2 秋葉純2 吉田晃敏2

所属機関: 1札幌厚生病院眼科 2旭川医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.409 - P.413

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 黄斑浮腫発生に対する硝子体の役割を明らかにするために,重回帰分析を用いて糖尿病網膜症を認める糖尿病患者283例283眼(黄斑浮腫は45眼)を検討した。その結果,糖尿病の推定罹病期間が長く,黄斑部硝子体が未剥離な症例において黄斑浮腫発生の危険性が高いことが明らかとなった。黄斑部硝子体未剥離が糖尿病黄斑浮腫の発生に影響を与える可能性が示唆された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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