文献詳細
特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(2)
学会原著
文献概要
(25E-20) フルオレセイン螢光造影で脈絡膜新生血管が検出できず,インドシアニングリーン(indocyaninegreen:ICG)螢光造影でこれが検出できた加齢黄斑変性症の色素上皮剥離型の43例44眼にアルゴンレーザー光凝固を行った。滲出性病変の消失を指標とする術後の最終成功率は26眼59%であった。術後の視力改善は21%にあり,36%が不変であった。加齢黄斑変性症の色素上皮剥離型に対するICG螢光造影所見を指標にした光凝固は,所見と視力の改善に有効であり,脈絡膜新生血管がICG螢光造影で検出できれば光凝固を施行でずるべきであると結論される。
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