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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻4号

1997年04月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

脈絡膜新生血管膜を摘出した網膜色素線条症

著者: 李才源1 島田宏之1 湯沢美都子1 中島正巳1 高橋広行1

所属機関: 1日本大学駿河台病院眼科

ページ範囲:P.585 - P.588

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(26B2-21) 中心窩下の脈絡膜新生血管を併発した網膜色素線条症6眼に対した,硝子体手術により新生血管膜を摘出した。術後4〜10か月(平均5.7か月)の観察では,ほぼ全例で視力と視野が維持または改善し,重篤な術後合併症はなかった。再発は1例に起こった。今回の知見は,本症に対して新生血管膜摘出術は有用であることを示している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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