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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻4号

1997年04月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(2) 学会原著

播種性血管内凝固を伴う悪性高血圧症にみられた漿液性網膜剥離の1例

著者: 門田光裕1 杉田博二2 西信元嗣3

所属機関: 1八尾徳洲会病院眼科 2八尾徳洲会病院内科 3奈良県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.619 - P.622

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(展示89) 播種性血管内凝固(disseminated intravascular coagulatiOn:DIC)を合併した41歳男性の悪性高血圧症患者に両眼性の胞状漿液性網膜剥離がみられ,200/100mmHg前後の高血圧が続くにもかかわらず,血小板数が正常域へ回復するのと一致して漿液性網膜剥離が消退しエルシュニッヒ斑がみられた。漿液性網膜剥離の原因として,悪性高血圧ばかりでなくDICの関与が示唆された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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