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文献概要
第50回日本臨床眼科学会専門別研究会1996.10.24京都
視神経
著者: 若倉雅登1
所属機関: 1北里大学眼科
ページ範囲:P.764 - P.765
文献購入ページに移動 視神経研究会は,神経眼科的な「視神経」だけでなく,緑内障における視神経,すなわち緑内障を緑内障性視神経症ととらえる立場から,緑内障の専門家と神経眼科の専門家が討論する場としたいという松崎浩先生,岩田和雄先生らの肝いりでできた研究会である。今回もその趣旨が反映された一般演題7題が応募された。この趣旨がさらに浸透し,ユニークな研究会として位置づけられることを望みたい。また神経眼科の重要なテーマである「視神経」の研究会でもあり,その方面からの積極的な参加ももちろん大切である。今回企画した北野病院脳神経外科西岡達也氏の招待講演の内容は,神経眼科の立場からも,また正常眼圧緑内障との鑑別という点で緑内障の立場からも興味深く,80名を越す聴衆が集まった。以下,各演題の概要を記して,印象を書くことにする。
北原健二教授が座長を担当した4題では正常眼圧緑内障が話題となった。
北原健二教授が座長を担当した4題では正常眼圧緑内障が話題となった。
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