文献詳細
特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(3)
学会原著
文献概要
(24-A12) 発育異常緑内障の術後成績に影響すると思われる高眼圧持続期間,手術方法,発見年齢について検討した。対象は,最近の7年間に発育異常緑内障と診断された9例16眼とした。手術方法は,主として二重強膜弁法によるトラベクロトミーを行い,必要に応じて深部強膜切除,あるいはトラベクロトミーを併用した。晩発型の1例2眼は,再手術を要したが全ての症例で術後眼圧コントロールが良好であった。
高眼圧持続期間が短く,他覚症状が出現しやすい早発型のほうが、視機能予後が良好であった。
高眼圧持続期間が短く,他覚症状が出現しやすい早発型のほうが、視機能予後が良好であった。
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