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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻5号

1997年05月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(3) 学会原著

超音波白内障手術後の早期角膜厚変化

著者: 小堀朗1 木戸啓文1 横田順子1

所属機関: 1公立豊岡病院眼科

ページ範囲:P.1005 - P.1008

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(展示7) 超音波白内障手術による術後早期における角膜への影響を調べる目的で,中心角膜厚を経時的に測定し,その変化に影響を与える因子について検討した。超音波白内障手術を施行した74眼に,超音波パキメーターを用いて中心角膜厚を術前,手術開始時,手術終了時,術後1日,術後3日,術後7日に測定した。平均中心角膜厚はそれぞれ516,519,542,542,535,520μmと変化し,術終了時と術翌日では術前より27μmの増加を示した。中心角膜厚変化は,手術時間と強角膜切開幅に対してのみ正の相関を示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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