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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻6号

1997年06月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(4) 学会原著

後発白内障の定量的評価法

著者: 吉田紳一郎1 林振民1 藤掛福美1 筑田眞1 小原喜隆2

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院眼科 2獨協医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1095 - P.1098

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(26A-16) 後発白内障の混濁を定量化し,視力への影響を検討した。対象は後発白内障のため後嚢切開術を必要とした35眼で、年齢は平均67.1歳であった。前眼部画像解析装置を用いて,細隙灯像から混濁の濃度を求め,徹照像から瞳孔4mm径の混濁部の面積を測定した。混濁の濃度は対照群よりも有意に高く,混濁濃度または混濁面積が大きい症例でグレア視力の低下が顕著であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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