文献詳細
特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(4)
学会原著
文献概要
(26C2-21) 集簇性軟性ドルーゼンが両眼にある2症例に対してアルゴングリーンレーザーで光凝固を行った。患者の年齢は70歳と76歳である。中心窩から耳側に位置するドルーゼンに光凝固を行った。光凝固後2〜4か月で,直接凝固したドルーゼンは消失した。直接凝固しなかった中心窩領域のドルーゼンは,凝固後2か月から縮小しはじめ,7か月後には消失した。光凝固で軟性ドルーゼンを消失させることが滲出型の加齢黄斑変性症の予防につながるのではないかと考えた。
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