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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻6号

1997年06月発行

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(4)

学会原著

徳島大学眼科における外傷患者の検討

著者: 谷英紀1 牧野谷卓宏1 内藤毅1 塩田洋1

所属機関: 1徳島大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1193 - P.1196

文献概要

(展示191) 過去3年間に当科を受診した眼外傷587例を分析した。全例が片眼性の外傷であった。性別比は男2.4対女1で,男女とも20歳台が最も多かった。月別では10月(10.9%)が,曜日別では日曜と祝日(35.6%)が最も多かった。受傷から受診までの期間は,当日受診(67.6%)が最も多かった。労働災害(21.0%)と眼球打撲(37.0%)が最も多かった。初診時の所見では,角膜びらん(185眼)と外傷性虹彩炎(102眼)が突出して多かった。眼外異物除去術が139眼、水晶体摘出術が29眼,硝子体切除術が20眼に対して行われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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