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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻6号

1997年06月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(4) 学会原著

未熟児網膜症の推移

著者: 中沢陽子1 玉井浩子2

所属機関: 1名古屋市立城北病院眼科 2三愛クリニック

ページ範囲:P.1205 - P.1208

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(展示216) 1995年までの4年間に名古屋市立城北病院新生児集中治療室で管理された,出生時体重1,500g未満の130例と,在胎週数32週未満の131例を対象とした。出生時体重1,000g未満と在胎週数28週未満症例では,光凝固施行率と未熟児網膜症活動期3期以上への進行率が,1992/1993年よりも1994/1995年で有意に低く,人工呼吸器を必要とした期間の短縮がみられた。この事実は,循環器病態を重視する近年の未熟児管理の向上が,呼吸機能を良好にし,未熟児網膜症の進行を抑制していると解釈される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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