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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻6号

1997年06月発行

文献概要

特集 第50回日本臨床眼科学会講演集(4) 学会原著

眼球破裂による裂孔原性網膜剥離の2症例

著者: 角田典哉1 稲用和也1

所属機関: 1国保旭中央病院眼科

ページ範囲:P.1209 - P.1212

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(展示210) 鈍的外傷による眼球破裂後に巨大裂孔と網膜剥離が2症例にあった。1例は50歳女性で網膜全剥離があり,受傷後34日後の硝子体手術で網膜が復位し,最終視力0.2を得た。他の1例は45歳男性で270度にわたり赤道で眼球が破裂し,下方の網膜は上方破裂部に癒着していた。硝子体手術で網膜はいったん復位したが,術後3か月目にシリコーンオイルを除去したのち眼球癆になった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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