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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科51巻7号

1997年07月発行

文献概要

連載 今月の話題

特発性黄斑円孔の成因と治療

著者: 松村美代1

所属機関: 1永田眼科

ページ範囲:P.1295 - P.1299

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 特発性黄斑円孔は,中心視力が障害されるのに,いつ起こったか本人が自覚しないことが多いという不思議な一面をもつ。網膜円孔のひとつであるのに通常の網膜剥離は起こさないという特徴もある。思えば不思議な円孔であった。黄斑部に穴があいたのだから中心視力の低下はやむを得ず,治療も不可能なのは至極当然とされてきた。しかし!である。それらの不思議の解明とともに,今や治療のやりがいのある疾患となった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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