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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻11号

1998年10月発行

文献概要

眼科検査法についての私の考え

精度,操作性の良い,患者負担の少ない機器こそ

著者: 澤充1

所属機関: 1日本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.30 - P.31

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 検査法は精度以外に操作性および,被検者への負担を考慮に入れる必要がある。良い検査法,装置はこれらの要件を満たしていることがわかる。
 私がフレアセルメーターの開発にあたって常に念頭にあったのはGoldmann細隙灯顕微鏡と石原色覚検査表である。これらの共通点はそれ以前にも同種の装置,検査法があったわけであるが,独創的な発想によってそれまでの検査の欠点を克服した点にある。Goldmann細隙灯顕微鏡以前の細隙灯顕微鏡は,光軸あわせ(芯出し,センタリング)が困難,光源が水平方向にあるため場所をとる,操作性が悪いという問題があった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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