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特集 眼科検査法を検証する Ⅰ.基本的な眼科検査法の検証
分子生物学的検査(基礎編)
著者: 伊佐敷靖1 大庭紀雄2
所属機関: 1鹿児島大学医学部附属難治性ウイルス疾患研究センター分子病理・遺伝子疫学研究分野 2鹿児島大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.47 - P.50
文献購入ページに移動分子生物学的検査の対象として,遺伝病,腫瘍,感染症,炎症などがあげられる。これらのうちの遺伝病に注目すると,最近の十数年間で眼科領域の疾病遺伝子が続々と発見されている。遺伝子検査の臨床応用を加速した大きな要因として,polymerase chain reaction amplification (PCR)法の発見がある。ここでは,遺伝性眼疾患の遺伝子変異検索事例をあげながら,PCR法をベースにした方法を中心に,筆者らの研究室で行っている一連の遺伝子(DNA)検査法を紹介する。
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