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特集 眼科検査法を検証する Ⅱ.角膜・前眼部疾患
細胞診
著者: 稲澤かおり1
所属機関: 1大阪大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.91 - P.94
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眼科領域の,特に前眼部疾患において,病態を理解し正しく評価するためには,眼表面の観察は不可欠である。眼表面の質的な観察の方法として,細胞診が有用である。細胞診には種々の方法があるが,比較的簡便で少ない侵襲で施行できる代表的な検査方法として,インプレッションサイトロジー(impression cytology)とブラッシュサイトロジー(brush cytology)が挙げられる。各々の検査に長所,短所があり,疾患や検索したい対象によっていずれかを選択することが望ましい(図1)。
眼科領域の,特に前眼部疾患において,病態を理解し正しく評価するためには,眼表面の観察は不可欠である。眼表面の質的な観察の方法として,細胞診が有用である。細胞診には種々の方法があるが,比較的簡便で少ない侵襲で施行できる代表的な検査方法として,インプレッションサイトロジー(impression cytology)とブラッシュサイトロジー(brush cytology)が挙げられる。各々の検査に長所,短所があり,疾患や検索したい対象によっていずれかを選択することが望ましい(図1)。
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