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文献概要
特集 眼科検査法を検証する Ⅲ.緑内障
隅角検査
著者: 田原昭彦1
所属機関: 1和歌山県立医科大学眼科学教室
ページ範囲:P.105 - P.109
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隅角検査(gonioscopy)は,房水の流出路が存在する前房隅角を直接観察する検査法で,緑内障に限らず眼疾患の診療には欠かせない。緑内障では,高眼圧の原因や発症機序の解明,病型分類,治療法の選択や効果判定などを目的に行う。鈍的眼外傷後や各種手術後に隅角の損傷を知る目的で検査することがある。また,ぶどう膜炎などでは,原因の精査,続発緑内障の発症機序の解明を目的として隅角検査を行うことがある。
隅角検査(gonioscopy)は,房水の流出路が存在する前房隅角を直接観察する検査法で,緑内障に限らず眼疾患の診療には欠かせない。緑内障では,高眼圧の原因や発症機序の解明,病型分類,治療法の選択や効果判定などを目的に行う。鈍的眼外傷後や各種手術後に隅角の損傷を知る目的で検査することがある。また,ぶどう膜炎などでは,原因の精査,続発緑内障の発症機序の解明を目的として隅角検査を行うことがある。
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