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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻11号

1998年10月発行

文献概要

眼科検査法についての私の考え

眼鏡処方できるかどうか

著者: 柏木豊彦1

所属機関: 1かしわぎ眼科

ページ範囲:P.109 - P.109

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 開業してほそぼそとやっていると,自分で矯正視力をはかったり,眼鏡処方をすることがままある。眼鏡市場を,コンタクトレンズなどの市場規模と比較すると,眼鏡はコンタクトレンズの10倍以上の規模となろう。最近はやりはじめた屈折矯正手術の規模と比較すれば1,000倍以上になろうか。
 こんなに規模の大きな市場であるのに,肝心の眼科医の学会などで,眼鏡のことはあまり話題にのぼらない。屈折矯正手術やコンタクトレンズのことは話題になるが,眼鏡のことはもはや眼科医にとってマスターしつくされたことがらであって,議論する余地のないかのような感がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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