icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻11号

1998年10月発行

特集 眼科検査法を検証する

Ⅳ.ぶどう膜疾患

免疫能

著者: 中村聡1

所属機関: 1横浜市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.143 - P.147

文献概要

 ぶどう膜疾患,なかでもぶどう膜炎は免疫応答の異常を基礎とする疾患であるため,診断,病態の把握,治療方針の策定,治療効果の判定などに免疫能の検査は有用であると考えられるが,実際に臨床の場で行われる免疫能の検査は疾患非特異的なものが多く,診断に直接結び付くことは少ないのが現状である。本稿では主に細胞性免疫能の検査法について紹介し,特に細胞表面抗原のフローサイトメトリーによる解析法とリンパ球の幼若化反応の測定について,検査上の注意と行用性を検討する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら