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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 眼科検査法を検証する Ⅴ.網膜・硝子体疾患

ICG螢光眼底検査法の基礎

著者: 飯田知弘1

所属機関: 1群馬大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.209 - P.213

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 インドシアニングリーン(ICG)螢光眼底造影は,脈絡膜血管造影として1973年に開発された1)。当初は赤外フィルムで記録する方法であり,解像力に乏しかった。本法が臨床的に応用されるようになったのは,1986年に撮影装置にビデオカメラが導人されて,画質が向上してからである2)。さらに最近,デジタルカメラを搭載した眼底カメラや走査レーザー検眼鏡(Scanning laser ophthal-moscope:SLO)を用いることで解像度の高い造影像が得られるようになり,本法はめざましい発展を遂げている3〜6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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