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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻11号

1998年10月発行

文献概要

特集 眼科検査法を検証する Ⅴ.網膜・硝子体疾患

CFF

著者: 松本長太1

所属機関: 1近畿大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.225 - P.229

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 われわれは,光がOn,Offを繰り返す不連続光をみると“ちらつき”として感ずる。このちらつきの頻度を徐々に多くすると,ついには融合して,もはやちらつきは感じられなくなる。この時の頻度をフリッカー融合頻度(critical fusion frequen-cy),略してCFFまたはフリッカー値と呼ぶ。このCFFを測定することにより,視覚の時間的分解能を簡便に評価することができる。臨床的には,固視点のCFFを測定する中心CFF値の測定と,視野の各部位においてCFF値を測定するフリッカー視野とがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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