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眼科検査法についての私の考え
私の眼底検査の歩み
著者: 松井瑞夫1
所属機関: 1日本大学
ページ範囲:P.243 - P.243
文献購入ページに移動 網膜色素変性症患者の家族から,「あまり眼底検査をやらないほうがよいのでしょう」と言われたことは,再三ではない。光毒性はかなり一般にも広まった知識のようである。
さて,自分が今まで習ってきた眼底検査法を振り返ってみると,まず学生時代の眼底検査の実習は倒像であり,入局してからの練習は直像鏡と反射鏡と14Dを用いた倒像鏡で始まった。直像はナイツ,倒像用の凹面反射鏡は河本式,光源は暗室灯を使った。当時の剥離手術の時は助手が光源を持った。Bonnoskopeが用いられるようになったのは,しばらく経ってからであった。一時期規模の大きな暗室灯が備え付けられたが,あまり使われなかった。その後Bonnoskopeを経て額帯式の双眼倒像鏡となったが,双眼倒像鏡を使い始めたのは,1972年,マイアミの留学から帰ってきてからである。
さて,自分が今まで習ってきた眼底検査法を振り返ってみると,まず学生時代の眼底検査の実習は倒像であり,入局してからの練習は直像鏡と反射鏡と14Dを用いた倒像鏡で始まった。直像はナイツ,倒像用の凹面反射鏡は河本式,光源は暗室灯を使った。当時の剥離手術の時は助手が光源を持った。Bonnoskopeが用いられるようになったのは,しばらく経ってからであった。一時期規模の大きな暗室灯が備え付けられたが,あまり使われなかった。その後Bonnoskopeを経て額帯式の双眼倒像鏡となったが,双眼倒像鏡を使い始めたのは,1972年,マイアミの留学から帰ってきてからである。
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