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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻12号

1998年11月発行

文献概要

連載 眼科手術のテクニック・108

サイヌソトミー併用トラベクロトミー+PEA+I0L

著者: 溝口尚則1

所属機関: 1永田眼科

ページ範囲:P.1778 - P.1779

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 今回は,サイヌソトミーを併用したトラベクロトミーに,PEA+10L (phacoemulsification and aspira-tion+intraocular lens)同時手術の手術手技について解説する。同時手術は,緑内障手術と白内障手術という全く違った術式を同時に行うことであり,2つの手術を交互に,しかも合理的に行わなければならない。したがって,同時手術では手術の手順が重要となり,1つ1つを確実に行わないと,その後の手術操作が難しくなり,思いもかけない併発症を起こす可能性が高い。サイヌソトミーとトラベクロトミーの詳細については,前回までの解説を参考にしていただきたい。
 この手術では,バンガータ開瞼器を使用する。まず,上直筋に制御糸を掛ける。結膜切開は輪部切開でも,円蓋部切開でもよい。テノン嚢を含めて輪部まで十分剥離する。以下,図1から図9までの写真と説明を参考にされたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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