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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻12号

1998年11月発行

臨床報告

周期性外斜視4例

著者: 福田雅子1 竹田宗泰1 木井利明2 中川喬3

所属機関: 1市立札幌病院眼科 2札幌きい眼科 3札幌医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1793 - P.1796

文献概要

 周期性外斜視4例の長期経過を観察した。既報の3例中2例は間歇性外斜視に変化し,うち1例は量的に軽減した。他の1例は2回の手術で良好な経過をとっている。今回追加する男子例は,3歳の初診時に間歇性外斜視があり,2年後に正位と外斜視が混在するようになった。8歳になった現在,外斜視は月に1回程度しか起こっていない。周期性外斜視がときに自然寛解することを示す症例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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