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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻12号

1998年11月発行

文庫の窓から

眼科諸流派の針術—江戸時代における白内障治療

著者: 中泉行信1 中泉行史1 斎藤仁男1

所属機関: 1研医会

ページ範囲:P.1858 - P.1861

文献概要

 江戸時代における眼科諸流派の古写本に記載されたところによると,内障のうち,白内障,青内障,黄内障は治るが,黒内障,赤内障は治らず,また別の書には,白内障,青内障,黒内障は治るが,石内障,血内障,赤内障,黄内障は治らずとある。
 内障の治療には薬物療法と針治療が行われているが,白内障,青内障の治療には主として針による治療,いわゆる“針立”が行われたようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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