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連載 眼科手術のテクニック・99
トラベクロトミー—トラベクロトームの挿入と回転(その1)
著者: 寺内博夫1
所属機関: 1永田眼科
ページ範囲:P.134 - P.135
文献購入ページに移動 今回はトラベクロトーム(以下,ロトーム)の挿入と回転について,2回に分けて解説する。
露出したシュレム管両端の外壁の処理(切除するか切開して折り畳んでおく)を怠らなければ,ロトームの挿入はさほど難しい操作ではない。ただ挿入したロトームをシュレム管の奥に進める際には,器具から伝わる抵抗とロトームの進む方向に細心の注意を払う必要がある。今回は右利きの筆者が手術しやすい手順で説明するが,左右どちらのロトームから挿入しても構わない。
露出したシュレム管両端の外壁の処理(切除するか切開して折り畳んでおく)を怠らなければ,ロトームの挿入はさほど難しい操作ではない。ただ挿入したロトームをシュレム管の奥に進める際には,器具から伝わる抵抗とロトームの進む方向に細心の注意を払う必要がある。今回は右利きの筆者が手術しやすい手順で説明するが,左右どちらのロトームから挿入しても構わない。
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