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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻2号

1998年02月発行

文献概要

連載 他科との連携 送った患者・送られた患者・2

眼科で発見された頸動脈—海綿静脈洞瘻

著者: 湯口幹典1 間瀬光人2

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室 2名古屋市立大学医学部脳神経外科学教室

ページ範囲:P.202 - P.203

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 頸動脈——海綿静脈洞瘻(carotid-cavernous sinusfistula:CCF)は,内頸動脈と海綿静脈洞に瘻孔が形成されて,動脈血が直接静脈洞内に流入している状態で,眼球突出,球結膜の充血など眼症状が前面に出てくるため,眼科で発見されることも少なくない。特徴的な所見があれば診断は容易であるが,進行が緩徐な場合や早期には診断が困難なこともある。眼科で発見されたCCFの2例を供覧する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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