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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻3号

1998年03月発行

文献概要

眼科の控室

誤診

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.378 - P.378

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 病気の診断では,「これこれである」というよりも,「そうではない」と断定するほうが格段に難しいものです。
 今でも記憶しているのが,ベーチェット病で前房蓄膿の第1回目の発作の3週後に受診した患者さんです。前房も硝子体も眼底もほとんど正常なので,「これはなんでもない」と言ったところ,しばらくして次の発作が起こってしまいました。現在なら螢光眼底造影で網膜の血管透過性亢進があるはずなのですが,見事に自信を失いました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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