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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻3号

1998年03月発行

文献概要

臨床報告

新型両眼開放型手持ち自動屈折計

著者: 平井宏明1 西信元嗣1 岩本昌克2

所属機関: 1奈良県立医科大学眼科学教室 2隆祥産業生産本部技術部

ページ範囲:P.398 - P.400

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 乳幼児や身体障害者を対象とし,学校検診での屈折スクリーニングにも使えるように,両眼開放下で測定できる手持ち自動屈折計(GR-M3)を4年前に作製した。処理の高速化と小型計量化を目的として,これを改良した自動屈折計(FR5000)を開発した。この本体重量は5.4kgで小型軽量化され,移動が容易になった。1回の測定時閻は0.49秒,連続9回の測定時間は5秒以下であり,以前の機種の1/3に短縮された。この結果,測定時に体動や眼球運動がある症例の測定が容易になった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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