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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻3号

1998年03月発行

文献概要

臨床報告

エキシマレーザーphotorefractive keratectomyの長期臨床経過

著者: 北澤世志博1 前川悦子1 佐々木秀次1 所敬1 伊藤清治2

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部眼科学教室 2伊藤病院眼科

ページ範囲:P.411 - P.415

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 強度近視23例35眼に対してエキシマレーザーによる光学的角膜切除photorefractive keratectomyを行い,屈折度を術後2年にわたVて追跡した。術前の屈折度は,−8.0Dから−18.75DであVた。矯正量が6D以下の21眼では,屈折が術後6か月以降ほぼ安定しており,矯正量が6Dを越える14眼では緩やかに近視に向かう傾向が続いた。術後6か月以降に6眼で屈折が20%以上変動した。そのうち2眼は眼圧上昇のために副腎皮質ステロイド薬の点眼を中止した症例であり,他の4眼は9D以上の矯正を行った症例であつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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