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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻5号

1998年05月発行

文献概要

特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(3) 学会原著

急性角膜水腫を併発したposterior polymorphous dystrophy

著者: 早川美枝子1 昆野清輝1 山木邦比古1 櫻木章三1

所属機関: 1秋田大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.783 - P.785

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(18-レセ1-11) Posterior polymorphous dystrophy (PPMD)に急性角膜水腫を合併した症例を経験した。症例は50歳男性。左眼外傷後,難治性角膜潰瘍をきたし,約1か月後に急性角膜水腫の状態となった。両眼の角膜には変性がみられ,病変はデスメ膜から内皮にかけて孤立した灰白色の水疱様の混濁として認められた。これらの所見はPPMDの角膜所見に一致していた。急性角膜水腫は圧迫眼帯のみで白斑を残し,治癒した。視力の改善は得られ,予後は良好であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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