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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻5号

1998年05月発行

特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(3)

学会原著

光線追跡法と前後嚢の位置による眼内レンズの術後屈折予測

著者: 禰津直久1

所属機関: 1等々力眼科

ページ範囲:P.795 - P.798

文献概要

(18-レセ2-31) 従来の眼内レンズのパワー計算法の理論式に問題点がある。特に眼内レンズのデザインがパワーごとに変化することが考慮されていない。この問題点を吸収すべく光線追跡法を用いた術後屈折予測を試みた。ここでは,術後前房深度を前嚢と後嚢の位置から予測する方法を用いた。5種類のレンズで559眼を対象とし,SRK/T式と比較した。全体では同等の成績であったが,眼軸長27mm以上の群では光線追跡法が有意に優れていた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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