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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科52巻5号

1998年05月発行

文献概要

特集 第51回日本臨床眼科学会講演集(3) 学会原著

白内障術後後嚢混濁の定量的評価

著者: 大西健夫1 牧野功之1 朴智華1 谷口重雄1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院眼科

ページ範囲:P.837 - P.841

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(18-G409-7) 前眼部撮影解析装置EAS 1000を用いて白内障術後の後嚢混濁の定量的評価を試みた。対象は術後に後嚢混濁を認めなかった37眼と線維性混濁またはElschnig型混濁を認めた34眼である。測定は0°から165°までを15°ごとに12方向からスリット撮影し,densitometry解析により平均density値を求め,これを細隙灯顕微鏡所見による混濁の程度分類と対比させた。線維性混濁,Elschnig型混濁ともに細隙灯顕微鏡所見による混濁度分類とdensity値はよく相関し,術後後嚢混濁の定量的測定にEAS 1000によるdensitometry解析は有用と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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